今回は、とっても便利!だけど…。使い方には注意が必要なメラミンスポンジのお話です。
メラミンスポンジって、あれです!100円ショップでも売っている。白い弾力のあるスポンジのことです。レック(株)の激落ちくんが有名ですよね。
ちなみに、メラニンじゃないですよ~。メラミンです!
とても、便利ですよね!いろいろな汚れが軽い力で、素早く落ちるので、楽しくて!楽しくて!子供と、いそいそと使って、ビフォーアフターを楽しんでいました。
が…。
使ってよい場所と使わない方が良い場所、やってはいけないことがあるのだそうです…。
私は、かなり間違った使い方をしていました…。忙しさを理由に、特に、何も読まずに…調べずに…。便利~便利~なんて、るんるん!で使っていました…。
どうりで、最近お風呂場の汚れが早いと思ったら…。知らず知らずのうちに、お風呂場を傷つけていたのでした…。他にも傷つけた所、多数…。
(実は、パッケージの裏面に、こんな感じで注意事項がきちんと書いてあります…。)
主婦の皆様は、毎日忙しい!!特に子育てをしている方は、目が回るくらい忙しいですよね。
もしメラミンスポンジの正しい使い方を知らない方がいましたら、お読みいただき少しでも、お役に立てれば嬉しいです。
では、正しいメラミンスポンジの使い方をみていきましょう!
目次
メラミンスポンジとは?
とても固い、メラミン樹脂をミクロン単位で発砲させてスポンジ状に作ったもの。硬度が高い。
水をつけただけで、洗剤を使わずに、汚れが強力に落ちる優れものと人気で、ホームセンターから100円ショップでも売られています。
汚れが落ちる原理
汚れを削っている。
(たわしをイメージするとわかりやすい。ヤスリでも、イメージしやすい。)
材質によっては、細かい傷が無数についてしまい。無数の傷がついた所から汚れが入り込むので、その場所がきれいになったと思ってもすぐに汚れます。
だから、私がお風呂掃除で汚れがひどい所を、メラミンスポンジで、キレイに磨いても…。すぐに汚れてしまったんですね…。
ちなみに、我が家の浴槽は、FRPの柔らかい素材で出来ています。
絶対に、やってはいけないこと!!
人体に使わない
皮膚をこすらない
歯の汚れ落としに使わない
メラミンスポンジは、一見柔らかいですが…。実際は、ヤスリでこすっていることと同じ原理になります。
人体には、絶対に使わないようにして下さい。もちろんペットにも同様です。
肌についた油性マジックを落とそうとメラミンスポンジで、こする方がいますが…。肌に無数の傷がつきます。特にお子様は皮膚が弱いので注意が必要になります。
やけどの様な症状になり痛いです…。
歯の汚れは落ちるけれど…。大切な歯のエナメル質を傷つける可能性があり危険です。
また、メラミンスポンジは、こするとカスが出ます。そのカスを飲み込んでしまうのでやってはいけません。
歯のクリーニングは、やはり歯科医へ行った方がいいですね。
使っては、いけない場所
トイレやキッチン、お風呂場などの柔らかい素材で出来ているところ
汚れ防止などのコーティングがしてある場所
フローリングの床、塩ビの床、ワックスを塗った床
曇り止め加工された鏡
ぴかぴかのステンレス
車のボディやライトなどの樹脂部分
木製の家具
アクリル板
メラミンより柔らかい素材は、基本的に傷がつきます。
キッチンやお風呂やトイレなどは、硬い素材と柔らかい素材が混在している為、柔らかい素材には、使わないでください。目に見えないような無数の傷がついてしまいます。
最近のお風呂は、FRPと言って柔らかい素材が多いので注意が必要です。
汚れ防止のコーティングがしてある所も多くあります。鏡や浴槽、トイレ、床など。せっかくのコーティングがはがれてしまい、傷が付き、お手入れが大変になりますので気をつけて下さいね。
ぴかぴかのステンレスも磨かないでください。傷がついて後が大変になります。
車にも使わないで下さい。ワックスがはげて塗装に傷がついてしまいます。
車のライトなどの樹脂部分も傷が付き、白く濁ってしまうことがあるそうです。車には、車専用の物を使った方が、よいですね。
金魚の水槽やドアの曇りガラス部分など、アクリル板を使っている場所は意外とあるので気を付けて下さい。
ガラス素材でしたら、メラミンスポンジでも、大丈夫です。
使える場所
水栓などの蛇口
窓ガラス
窓枠、網戸
トイレや洗面の陶器部分
油性のマジックで書いた所を落とすことができる
ホーロー
カップについた茶渋
ガスコンロ、コンロ回り
換気扇
玄関タイル(大理石はダメです。)
炊飯器やレンジ、冷蔵庫などの表面のべたつきに
基本的にメラミンより硬い素材で、フィルムやコーティングがされていない所なら大丈夫です。
蛇口などのメッキ素材は、水垢がよく落ちます。
油性のマジックがついた所を落とすことができる。傷などがつかないように気をつけて使って下さい。皮膚は、こすらないでくださいね。
カップについた茶渋を落とすのは得意です。
ガスコンロなどの汚れも得意ですが、頑固な油汚れは、落ちません。
使い方のコツ
たっぷりの水を含ませて使うとよい
基本的に使い捨て
スポンジカスは、しっかりと取り除く
長時間そうじをする時は、必ず炊事用手袋をして下さい
使い方のコツですが、たっぷり過ぎるくらいの水をつけて使うことだそうです。
私は、あまり水を付けずに使っていました。たっぷりなんですね。
基本的に使い捨ての商品になります。洗剤で洗ったり、漂白剤な
どに、つけても元の機能にはもどらないそうです。
メラミンスポンジで、こするとスポンジのカスが出ます。体には、良くないもの。なので、しっかり取り除いた方が良いと思います。
長時間のお掃除に使うときには、炊事用の手袋をした方が良いと思います。
何しろ、やすりですからね!肌が傷つきます。
使ってみた感想
汚れが強力に落ちるものほど、やはり使い方は、気をつけた方が良いと思いました。
洗剤を使わずに、軽い力で汚れが落ちるので便利で時短です。
ですが、使う場所や素材をしっかりと確かめなくいけません。
まとめ
掃除する場所の材質を知ること。正しい掃除の方法を知ること。
は、大切な家を長持ちさせることになり、毎日の掃除が、簡単で時短で楽になります。
特に、新築やリフォームされたばかりの方は、掃除方法や掃除道具は、よく確認してください。
新しいと表面のコーティングが、しっかりきいています。1~2年は、コーティングが、しっかりと効いているそうです。コーティングが、効いていると、汚れが付きにくいので、掃除がとても楽です。
私もリフォームしたての頃は、お掃除が本当に楽でした!
数年たって汚れが、少し目立つようになったので、キッチンやお風呂をぴかぴかにキレイにしようと思いお掃除しましたが…。
結果的に…。目に見えないような細かい傷をたくさんつけてしまいました。今は、ちょっと汚く見えています…。悲しい…。
正しい方法で、お掃除をして。私のように…ならないようにして下さい。
やはり、簡単できれいが長く続く方がいいですよね!
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。