「こんなことがあったんだけど…。聞いてくれる?」
「こんな場合は、どうしたらいい?」
生きていると相談されることって、結構ありますよね。
そんな時に、何となく上手に相談を受ける方法がわかっていたら心強いですよね。
是非、身近な人の相談に乗ってあげて下さいね!
(専門家では、ないのでカウンセリングとかカウンセラーなどの言葉が使えないので何だか怪しい感じの言い方になってます…。)
小さなお子様から、全ての年齢の人に使えます。
(注意:全ての方に、有効とは限りません。)
子供は、小さいと自分の気持ちが、はっきりわからない場合も多いです。
その場合は、大人が上手に導いてあげて下さい。
「もやもやする?」「むかむかしちゃった?」「悲しかった?」「悔しかったね。」など。
子供は、自分の気持ちを言葉で上手に表せないので、むずがったり、暴れたり、物にあたったりする時も多いです。
根気よく、その気持ちを受け止めてあげて下さい。
その気持ちを言葉にしてあげて下さい。わかってあげて下さい。わかろうとしてあげて下さい。
感情を全部出し切って、気持ちが落ち着いて来たら、色々な角度で質問してあげて下さい。
子供の相談相手には、パパとママが最高だと思っています!
お父さんやお母さんのことを信頼して大好きになってくれますよ。大きくなってもね!
素敵な相談相手に、なって下さいね!
ちょっと高度ですが、自分で自分の相談相手にもなれます。
その時のポイントは、自分を他人のように大切に扱うことです。
決して、自分を責めたりしないで下さいね!
簡単ですが、お役に立てたら幸いです。
簡単!上手に相談にのる方法
相手の話を否定せずに、とにかく聞く。
相手が、落ち着いた所で簡単な質問をする。
この2つだけです。
ですが、注意点やポイントなどもありますので、後に付け加えます。
相手の話を否定せずに、とにかく聞く。
相手は、様々な感情を抱えています。(怒り、悲しみ、苦しみ、悔しい、辛い。)
困っていて、悩んでいます。
相手は、とにかくあなたに話を聞いて欲しくて共感して欲しいのです。
可能な限り、話を聞いてあげて下さい。とにかく落ち着かせましょう。
この時に、相手の話や感じた気持ちを否定したりすることはしないで下さい。
否定すると、「どうしてわかってくれないの!?」と余計にこじれますし、恨まれます。
相手は、自分の経験した話と気持ちを分かって欲しいだけです。
否定されたら悲しくなってしまうので否定しないで下さいね。
(反論や意見は、しっかり話を聞いてから最後にしましょう。)
しっかり聞いているよ!その気持ちわかるよ!の合図は大事です。
相手が、話している時は適切なあいづちを打ち「しっかり聞いているよ!」と、言う合図は出してあげて下さいね。
「そう思ったんだね。」「それは、嫌な思いしたね。」「うんうん。」など。
共感してあげて下さい。
その気持ちが、わからなくても「そっかー、そう思ったんだねー。」と、わかろうとして、あげて下さい。
わかってもらえた!優しくしてもらえた!と、満足します。安心します。落ち着きます。
そして、話を聞いてくれたあなたを良い人だと感じ信頼してくれます。
絆が、深まりますよ。
相手が、落ち着いた所で質問をする。
相手の話が終わり、落ち着いた所で。
「それで、これから、どうしたい?」のような
その場面にあった適切で簡単な質問をしてみます。
相手は、全てを話したので自分の心と頭が、ある程度整理できていると思います。
落ち着いた所で、「どうしたいのか?」と聞いてあげて下さい。
答えが、決まっている場合も多いです。
決まっていない場合は、あと少し、質問をしてみましょう。
(大人の場合は、さらりと少し質問をする程度で、大丈夫です。しつこく質問するのは避けましょう。ケンカになります。)
その場面で答えが出なくても、数日後、数か月後に答えが出るので大丈夫です。
解決してあげなくていいの?アドバイスは、必要?
相手の問題です。自分で、解決できるはずですし。
自分で、解決していかなくてはいけないので解決してあげなくて大丈夫です!
相手は、答えを探しているだけです。
もし、相手がすべてを解決して欲しいと望んでいるのでしたら、それは甘えです。
相談に乗ること自体、とても優しい行為なので。それだけ優しくしたら十分です!
もし、アドバイスが出来るようでしたら、「こうしたらどう?」と、2~3個方法を提示してあげて下さい。
相手に、選ばせてあげるのがいいですよね。選択権を持たせてあげて下さい。
相談者が、あまりにも大変な状況の時は…。
よく考えてから、自分の無理のない範囲でお手伝いだけして下さいね。
こんな人の相談には、乗らなくていいよ!
答えなんか始めから、欲しくない人。
とにかく、不幸自慢、不平不満だけを聞いて欲しい人。も、中にはいます。
相談に慣れていない若い人は、注意が必要ですよ。
心優しい人も注意して下さいね!
延々と愚痴を聞かされ、自分の大事な時間と心が削られます。
相談を受けた時の注意点。自分の心のケアが一番大事!
なかには、ものすごーくディープな相談だと心が一時的に病みます…。
自分の心のケアは、かかせません。
共感力の強い人は、特に注意して下さい。
相談者の相談事が、自分の事のように感じられて苦しくなります。
人は人。自分は自分!と、割り切って話を聞きましょう。
ストレス解消法や運動、どこかへ遊びに行って気持ちを切り替えて下さい。
無理な場合は、正直に言って違う人を紹介しましょう。
その場合は…。
丁寧に「私は、人生経験が浅いので○○さんの力にはなれそうもないので、ごめんなさい。人生経験豊富な○○さんを紹介させて下さい。」など…。
なぜなら、相談者はあなたのことを信頼して話をしようと思ったので、そっけない態度はご法度です。逆恨みされかねません。
とにかく無理は、しないで下さいね!
まとめ
話を否定せずに聞く。(しっかり聞いてるよ。の合図はする。)
相手が、落ち着いたら「どうしたいか?」質問してみる。
もしアドバイスをしたい時は、解決策を2~3個用意して選ばせる。
相手が自力で問題を解決出来ることを信じる。解決出来るまで待つ。
自分を一番に大切にして、無理はしない。
あとがき
人の相談は、練習と経験で上手になります。
また、年齢が若いと人の話を否定しがちになりますが、それは若いので仕方ありません。
年齢と共に、否定せずに聞けるようになりますし、共感力もあがりますので大丈夫です!
私も、否定せずに話を聞くのが難しいです…。まだまだですねー。
ここまで来るのに、数々のトラップ?にも、はまりました。
不幸自慢の人とか。不平不満の人とか…。あの頃は、心と時間が、相当削られました…。一時的に、やみましたね。
最近は、愚痴なのか本気の相談なのか、見分けがつくようになりました。たぶん…。
大切な時間を使って最後まで読んで頂いて、心から感謝致しますm(__)m